その時は夕飯の手伝いをしていた。
そこに全力疾走してきたトランクスと悟天が乱入する。

さん!!わかりましたよ!貴方の声の治し方!!」

息を切らしながらトランクスが言う。

治す?そんな方法あるのかな・・・。
話せるようになってお礼とかたくさんに言いたいけど・・・。
悪いけど期待できない・・・。だけどトランクスさんは
嘘つくような人じゃないんだよな〜〜。

「簡単な方法です!まず俺達と運動しましょう!」



・・・は?運動?運動とは・・・?
あぁ、ストレス解消とかってオチ?
ありがちだけど・・・。
それで声が治るなんて聞いたことないよ。


「・・・僕もよく分からないんだけど
トランクス君かなり自信ありそうだしな〜〜。
行こっか!ちゃん!!」

悟天がの腕を引っ張る。
はもう、どうでもよかった。



廊下を歩いている最中・・・
トランクスが悟天の耳を自分の口元に近づけ、小さな声で話す。

「これから俺が言うことを完璧にこなせ」

「へっ?何?」

(コソコソコソ・・・・・)

「はぁぁ!?駄目だよ!トランクス君!!下手したらちゃん死んじゃうじゃん!!」

「しっ!声でかいよ・アホッ!」

「そんなんで声治せるの?」

「治せるんだよ!!」

「わかった。信じるからね。だけど、もしそれでちゃんが怪我するようなことに
なったらトランクス君のこと・・・許さないよ?」


真剣な顔の悟天にトランクスは何も心配ないような顔をする。
それと同時にがいきなり二人の顔をのぞいてきた。


『うわぁぁぁぁ!!』

この声にはも驚いた。
なかなか二人がこないため、戻ってきたのだ。
二人は焦りながら駆け足で外に出た。
ーーーーー日光がまぶしい。


「え・・・と、さん。組み手ってわかりますか?」

は首を横に振る。

「そうですか。じゃあお手本見せますので・・・」

そうトランクスが言うと、悟天と向き合って
戦い始めた。は驚く事しかできなかった。
速すぎて、目で追えない程だった。
がぼーーっと見ていると、いきなり二人の姿が消えた。



             えっっっ!?き・・・消え・・・っ




ドスッッッッッッッッッ!!!!!!





・・・・・・パタ



「・・・本当にこれでよかったの?トランクス君・・・」

「あぁ・・・・」


トランクスと悟天がの腹を思いきり殴って気絶させた。
そしてトランクスはポケットから何かを取り出す。

「?トランクス君。それは・・・?」

悟天が不思議そうに聞く。

「まぁ、見てろって」

そうトランクスがいうと、「それ」をに飲ませようとする。

「ちょっ・ちょっと!!トランクス君!!”それ”飲ませる気なの!?
ちゃん死んじゃうかもしれないじゃん!!」

「大丈夫だって。本に書いてあったんだからな」

トランクスの余裕な話し方に悟天は少し安心した。
そしてトランクスが”それ”をに飲ませる。



5秒後・・・・・



『うわっっっ!!』


突然が苦しみだした。
二人は慌てて部屋に連れて行く。

「ほらぁぁ!!やっぱりあんなの飲ませちゃだめだったんだよぉぉ!!」

廊下を走りながら悟天がトランクスに叫ぶ。

「うるっさいなーー!!書いてあったとおりにしただけだーーー!!
とりあえず今はさんをベッドに運ばないと・・・・・!!」

トランクスがを運びながら叫ぶ。
部屋に到着した。二人はをベッドに寝かせると
薬を探しに部屋を出た。






30分後・・・・・






「・・・ん?ここどこだ?・・・・・・・・ぅおえっ。気持ち・・・・・悪・・・・・
口の中・・・苦ぃ・・・。うぇぇぇぇぇ・・・・・・」

トランクスの部屋のベッドの上からやっと目が覚めた女の人の声。
     だった。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」







「あれ?」






「なんでこの部屋私しかいないのに声が・・・?・・・・・ってあれ?」



「話してるの・・・・・私!?なぜ!?なんでぇぇぇ!?話せてる!!
すごい!!話せてる!!それに・・・私笑ってる!?笑うって・・・こんな気持ちだったっけ。・・・おえっ。
あんまはしゃがないほうがいいみたい・・・。吐きそ・・・・・。腹も・・・・・痛っ・・・」





バタンっ・・・・・・。



「!!!!」

トランクスと悟天が部屋に入ってきた。
二人はを見つけると

「あっ!目が覚めたんですねっ!よかった!!大丈夫ですか?」

トランクスが心配そうに言う。

「ごめんね〜〜!ちゃん!トランクス君が変なもの飲ませるから・・・」

「あっ・・・!こ・・・・こら!悟天!!」



「・・・・・・大丈夫ですよ」



が言うと、悟天とトランクスが目を丸くする。

「え・・・っ?い、今・・・{大丈夫}って・・・・声が」

「何でか分からないんですけど、声が出るようになりました。
・・・・なんでだろ。外に三人で出てからの記憶がない・・・」


(ギクッッッ)



するといきなり悟天がの寝ているベッドに飛び乗ってきた。


トスンッッ!!


「わっ!!!」

「声・・・声出るようになってよかったね!!かわいい声だなぁぁ〜〜♪」

「//////// は・・・はは。もしかしてお二人が治してくれたのですか?」

「うんっ!そうだよっ!トランクス君がねっ!!」

「い・・・いや。俺は別に・・・・」

「そうでしたか。本当にありがとうございました。・・・どんな方法で・・・?」

「え・・・えっと・・・それはぁぁ・・・・・」

トランクスがあせりながら話す。悟天がトランクスにニヤニヤした顔で近づき、

「”腹を殴って気絶させ、その後怪しい薬を飲ませました”なんて言える分けないよねぇぇ?」

「う・・・うるさいっ!!・・・・・///////」

「・・・・・・ふふふ。本当に面白い人達ですねっ。やっぱりいいです!
トランクスさんお困りの様ですし・・・・・」

「あ・・・・す・・・すみません」

「いえいえっ!!そんなに気にしないでください!
私のほうがいくらお礼を言っても足りないくらいなのに・・・」

「優しいんだねっ!!ちゃんって!!」

「///!!そ・・・うですか!?」

「へへへ〜〜。照れてる照れてるぅ〜〜。」

「〜〜〜〜〜//////」

「・・・あっ。そういえば何でトランクス君の名前知ってるの?」

「・・・・・会話聞いてましたから」

「あっ!そっかぁぁぁ〜〜!!はははは!!」




悟天の爆弾トークには少し戸惑い気味だった。


バタンっ


「・・・??」

扉を開けて入ってきたのはブルマだった。

「あんたたち、夕飯の時間よ」

「あ・・・はい。行きましょう・さん」

「え・・・でも、助けてもらった上に夕飯までいただくわけには・・・」




シーーーン・・・



「えっ・・・?今の・・・ちゃん?」

「はっ・・・はいっ!!お二人が治してくれて・・・」

「本当!!よかったわね!!もぅぅ!幸せそうな顔ねーー!ちゃん!
女の子は笑顔が一番よ〜〜!?」

「えっっ・・・は・・・、はい!あ・・・あり・・ありがとうございます!」

ブルマは悟天とトランクスに軽くウインクして、を連れて行ってしまった。







長い沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「・・・俺らも行くか?悟天」

「そうだねっ!僕も夕飯食べてから帰ろうーーっと!」

「・・・俺の分取るなよ?」


二人は笑いながら夕飯の席へと向かった。





            ーーーにとって、幸せがこない日なんて今日で最後となった。ーーー




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さてさてさて・・・。もうすぐ最後ですなぁぁ。
どんな結末を迎えるのやら・・・・・(不安だ
そぅだっ!様の声を治した方法・・・・。一体どうやったのでしょうか!?
勝手に想像しちゃってください☆
いろいろな考え方あると思いますよ〜〜〜??
考え方は人それぞれですからね♪
ちなみに私の考えてみた治し方は・・・・やっぱゲタモノ系を混ぜた液体ですかねぇ。
ほら、刺激で治るとか、ショックで治る・・・みたいな??
皆様に考えてもらったほうが楽しいと思ったので☆☆
さて・・・・・・次はどういう話だろう・・・。声戻った後・・・・・。
6年前に何があったのか様トランクスに大暴露ですよ〜〜!!
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