「えっ・・・・と」

「だから・・・・!!」

悟天とトランクスは部屋にこもり、
の声を取り戻す為の相談をしていた。
二人とも可哀想な人を見ると、助けなきゃ気が済まない性格なのだ。
だが、トランクスの言ったことに、悟天はついていけず、
同じ事を何回も聞き返していた。

「・・・・・ったく!だからなぁ、悟天!!
つまり、ストレスっていうのは
外傷・中毒・寒冷・疾病・不安などが
原因で生体が示す防御反応
って事なんだよ!!基礎中の基礎だろうが!!
それに何十回聞けば気が済むんだよ!!」

「えぇぇ〜〜?だって
難しすぎるよぉぉぉ!!
僕だって覚えようとしてるけど
なかなか頭に入らないんだもん〜〜」

「・・・・ったくよぉ。こんな調子じゃいつまでたっても
あの人を元に戻してあげられないぞ!?」

「分かってるけど・・・・!!」

悟天は頑張って今説明されたところを覚えようとした。
その同時刻・・・。

「さぁさっ♪遠慮しなくてもいいのよ♪
じゃんじゃん食べてね☆」

ブルマがにバーベキューで焼けたものを次々と渡す。
大勢の人の中で、ブルマの声だけが響いていた・・・。
いろんな人に、いろんな事を質問された。
・・・嫌な気分ではなかった。話せないが、みんな分かってくれていたから優しかった。


「あの二人の事・・・、気にしないでちょうだいね。
いつもあんな感じで・・・」

ブルマがため息をつく。

「そういえば・・・。・・・もしかして貴方・・・。
表情も失ってしまったの?」

鋭いなぁ・・・。だけど、何を話されても表情一つ
変えなかったら誰でもそう思うかな・・・。

は下を向く。

「あっ・・・・・・」

「ご、ごめんね。軽はずみなこと言っちゃって・・・・」

は首を横に振る。
この人は何も悪くない・・・。

「え・・・と、名前を聞いてもいいかしら・・・・?」

ブルマが紙とペンを差し出す。
はそこに自分の名前を静かに書いた・・・。

・・・だよね。私の名前・・・)

そんなことを考えながら書いた。

ちゃん!!可愛い名前ね!!
改めて、宜しくね!!」

ブルマがの手を掴んで言う。

「お〜い。ブルマ〜〜。」

「  !   なに?孫君」

「悟天とかまだ来ねぇのか〜〜?」

「そうねぇ。まだ・・・来てないみたい。
何やってんのかしら!!もうっ!!
残しておかなくてもいいわよねっ!!」

ブルマが残り物を皆の皿に盛る。

「・・・!?」

気がつくとブルマの袖をが掴んでいた。

「どうしたの?ちゃん」

そうブルマが言うと、
は紙に文字を書き始めた・・・。

「・・・・・えっ?」

”私、二人に持っていきます。
何も食べられないのは、可哀想だから・・・”

ブルマが、の書いた言葉に驚く。

「優しいのね。ちゃん。じゃあ、お願いしようかしら」

がコクンと頷く。




二人のいる部屋に着いた。



コンコン・・・・・



「??どうぞ。誰?」


カチャ・・・


「!!???あぁぁぁ〜〜〜!!!」

二人の声には驚く。
何か悪い事したかな??
二人は調べものの紙やら資料やらを
急いで隠して、を見た。

(・・・・・?)

はよく分からないまま、
二人に残った肉などを手渡した。

「えっ・・・??あ、ありがと・・・」



バタンっっ!!



『ギクッッ!!!!』

ブルマがいきなり入ってきた。

「母さん・・・・・」

驚いた表情でトランクスが言う。
すると、ブルマはにやっと笑って、

「ふっふ〜〜ん♪いいこと教えてあげる〜〜♪
この子っていうのよぉぉ??」

「えっ??君が・・・?」

トランクスが言う。
はコクっと頷いた。

ちゃん、二人が何も食べられないのが
可哀想だからって持ってきてくれたのよ?」

「そうだったんですか・・・・」

トランクスが優しい笑みを浮かべる。
・・・・・・・・・かわいい。
そうは思った。その時・・・

「へぇぇ!!君ちゃんっていうんだぁぁ!!
可っっ愛いぃ〜〜!!俺達の為に持ってきてくれて
有り難うねっっっ!!」

悟天がの手を握って叫ぶ。

照れくさいな〜〜。こんなに喜んでもらえるなんて
思いもしなかった・・・。・・・嬉しい。

は幸せな気分のまま、部屋を出た。
部屋が一瞬静まりかえった。




「・・・・・あんた達。熱心に調べているのね。」

『ギクッッッッ!!』

「・・・図星か。あんた達嘘つくの下手だしね〜〜。」

「えっ?えっ?か、母さん・・・!?」

「あの子のこと、元に戻してあげようとか思ってるんでしょ?」

「・・・・・・・だって・・・、可哀想じゃないですか。
話したいのに話せないなんて・・・。」

「ふ〜ん。逆にちゃんを困らせないようにね。
頑張るのよ!私も一緒に調べてあげる」


ブルマは鋭い・・・。だが、それ以上の優しさがある。
トランクスと悟天はにっこりと笑った。

「ん?これが調べた資料?見せてごらんなさいよ」



・・・・・・・・・・・・



「へぇ。なるほどねぇ。いろいろ調べてるんじゃない。
正直・驚いたわ〜〜」

『へへっ』

二人が得意げに言う。

「・・・でもこれじゃ全然駄目ね。」

「えっ・・・?」

「ほら、だってここがこうなっていて
こっちがこうなっているというのはあり得ない事よ。
ここだってそうだし・・・。
基本的なことだけを調べすぎかもねぇぇ。
ちゃんは基本だけで治せるほど簡単なものを背負ってない・・・。
こんなんじゃちゃん治してあげられないわよ?」

二人の書いた資料にブルマはたくさん指摘する。
サラッと見ただけで、よくそこまで分かるものだ・・・。
二人は少し落ち込む。

「な〜に落ち込んでるの!!そんなことしてる暇があったら
どんどん調べなさい!ちゃん助けたいんでしょ!?」

そうブルマが叫ぶと、黙々と資料を探し始めた。
二人も慌てて資料を探す。






少したって、ブルマが夕飯をつくるため部屋を出た。
二人は調べ続ける。









・・・・・・・・・・・・・・・・・











「・・・っっ!!こ・これっっっだぁぁぁぁ!!!!」

トランクスが大声を出しながら立ち上がる。
悟天は驚いて恐る恐る聞いてみる。

「ま、まさか・・・・・・!!」

トランクスがにやっと笑って

「これなら・・・、さんを
治してあげられる・・・・!!」

「ほ・・・本当!?トランクス君・・・!!」

「あぁっ!!行くぞっ!!悟天!!」

「えっ??ど、どこに・・・!?」

「決まってんだろ!!?さんのところだよっ!!」

「う・・・うんっ!!」


トランクスはドアを壊れんばかりに開けて
走っていってしまった。悟天も急いで後に続く。


走っている最中に悟天が聞く。

「ねー!!トランクス君!!本当にちゃんの声治せるの!!??」

「絶対治せる!!」

「どうやって治すの??」

さんのところに着くまで楽しみに待ってろよ!!」



(トランクス君・・・。一体・・・。どうやって・・・?)












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おえ〜〜っ。下っっっ手な文章・・・。
涙が出ちゃうよ・・・。(/_;)グスン
こんなにちまちま書いてていいのかな〜〜!?
まだ1日目も終了してないのに〜〜!!
この先どうなる事やら・・・・。
くだらん夢小説になりそ〜〜〜っ。

次回、様のの声が・・・!!
・・・・どうなるんザマショ。
お楽しみに♪   (してもらえると嬉しい・・・・・)










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